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不調の症状があったらすぐにケアすべし|うつのサインを見極めろ

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効果的に治療するために

うつむいている人

タイプの判断が大切

近年、うつ病に悩む人は非常に多く、がんや糖尿病と並んで5大疾病の一つに数えられています。うつ病には様々なタイプがあり、定義や分類については、現在も世界中で様々な議論があります。それぞれのタイプにより対策のポイントが異なり、心や身体の改善方法も異なります。タイプを大きく分けるとメランコリー型と非定型とに分けることが出来ます。それぞれ原因や発症しやすい性格等が異なるのでタイプを適正に判断して対策に取り組むことが重要になります。 メランコリー型は、まじめで几帳面な性格の人がなりやすい傾向があり、中高齢者に多い傾向があります。メランコリー型の人は、いくら疲れていても正確かつ綿密に仕事をこなすために自分を犠牲にしても頑張ってしまいます。また、そのような状況でも周囲の人への気配りもあるので、厚い信頼があります。理想が高く、計画通りにいかないと気が済まないため、上手くいかない時に状況の変化への対応が出来なくなり、大きなストレスを抱えてしまいます。 メランコリー型のうつの対策としては、まず、どうして休まなければならないのかを本人にしっかりと理解させることです。このタイプの性格は、理解がないとゆっくり休むことが出来ないからです。理解させるためには、十分に頑張ったことを本人に認識させること、上手くいかなかったことが自分自身だけの責任ではないことを認識するよう働きかけます。このことを理解し休むことで、多少時間はかかりますが、治ったらまた頑張れるという気持ちが少しずつ持てるようになります。ただし、頑張れという言葉をかけることは、焦りに繋がり症状の改善が遅れるので要注意です。

早めの対策には早めの受診

もう一つのタイプの非定型には非常にたくさんのタイプがあり、新型うつ病や逃避型うつ病、ディスチミア型うつ病などと呼ばれています。若い世代に患者が多い傾向があります。強い抑うつ症状があるわけではないのですが、憂うつな気分が長期の間慢性的に続いてしまいます。周囲から見ると深刻に見えないため、うつ病ではなくワガママとかサボっているなどと思われることがよくあります。しかし、症状が出ている本人は苦しんでいます。 対策のポイントは、メランコリー型と同様にまず休むことです。職場に大きなストレスがあるのならば、異動によりストレスのかかりやすい生活環境を改善します。その後、少しずつ簡単なことから、自分に負荷をかけて行きます。一つ目が出来たら次のステップへと少しずつ階段を上ることで、世間の一般的な生活スタイルを行うことが出来るようになっていきます。このことにより、治療へ向き合う強い意思を持つようなってきます。 うつ病の治療においては、どのタイプの症状でも治療には時間がかかるので、周囲の家族や会社の同僚などは、なかなか改善しないことに感情的にならずに冷静に見守ることが非常に大切です。治療においては、カウンセリングなどを通じた精神的療法により、ストレスを受けにくい考え方やコミュニケーション能力や自分を取り戻すことと併せて、精神療法を後ろから支えるために薬物療法も併用します。 いずれにせよ、うつ病には効果的な対策方法や治療方法はあるので、なるべく早く専門家の診断を受けて、適切な治療に取り組むことが大切です。